関西陸運株式会社
代表取締役 竹村 祐一様
倉庫を建てる上では機能が重要。
造り一つでも細部までこだわりたい。
私どもの場合、ひとくちに物流倉庫といっても、扱う荷物によってその構造が大きく2つに分かれます。例えば素材系のものを扱う場合はフォークリフトが出入りしやすいフラットタイプの倉庫が好都合ですが、スーパーやドラッグストアなどで扱う商材は、かごや台車ごと運搬することが多いため、高さのあるプラットホームを備えた倉庫の方が好都合です。プラットホームとトラックの荷台に段差がないと、そのまま積み降ろしできて効率的なためです。
造り一つで、機能がずいぶんと変わるため、新倉庫を建てる際は建設会社とのやりとりがとても重要なのです。久保組さんには、1棟目はフラットタイプとプラットホームタイプ、2棟目はプラットホームタイプの倉庫を依頼しましたが、検証機能を備えたセキュリティー機能など、いろいろとこだわりのポイントを全てくみ取っていただき、完成にこぎ着けてくれました。誠意ある細やかな対応に心から感謝しています。
物流の変化に合わせて、
倉庫も成長していく。
新倉庫を建築するに当たって、久保組さんとは2週間に1度定例会を行い、要望に関してすり合わせる機会を密に設けました。その際に感心したのはレスポンスの良さですね。形のないものを形にしていくわけですから、イメージが固まるにつれて、いろいろと新しい課題や要望が出てくるわけです。そのたびに久保組さんは、一つ一つ丹念に検討し、できること・できないことを丁寧に説明してくれました。何かトラブルが生じた時はすぐに駆け付け、原因究明に奔走してくれました。
実を言うと、最初に久保組さんにお仕事を依頼した時、プラットホームの高さが足りないという行き違いがありました。しかし、その時の対応が真摯で迅速であったため、かえって久保組さんに対する信頼は揺るぎないものとなりました。物流の在り方に合わせて、倉庫の在り方もアップデートするのが、この業界の常識です。仕事をお願いする建設業者さんも、一緒に成長していける会社がいいと思っています。
システム建築への満足は、99%!
残り1%は、伸びしろへの期待。
システム建築に関しては、コストはもちろんのこと、スピード、工法など、あらゆる面で満足しています。やはりシステム建築は、合理的だと思います。その満足度を数字にするなら99%ですね(笑)。残り1%は伸びしろ、つまり、久保組さんに対する期待ですね。安全面や効率面などで、さらなる提案をいただけるよう期待しています。
例えば「ここにミラーがあったら、もっと出入りしやすい」「他の倉庫にはこんな工夫がある」など、進化のために必要なことをどんどん提案してください。私どもの業務も深く理解していただき、いろいろとノウハウを積み上げていってほしいですね。物流倉庫は、構造一つで人件費や作業効率もずいぶん変わります。そして、それが業績に直結する仕事です。建設をお願いするなら、久保組さんのように常に真摯な姿勢で、誠意ある仕事をする企業を選びたいですね。
(2020年3月取材)
用途 | 物流倉庫 |
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建設地 | 香川県 |
HP | http://www.kansairikuun.com |