株式会社 愛新鉄工所
代表取締役 片座 寛様
予定通りの竣工に好感触。
コミュニケーションも良好だった。
南海トラフ大地震への備えを考えると、これまでの建屋は耐震面に不安があり、仕事上も手狭でいろいろと問題を抱えていました。そこで久保組さんに組立工場の建屋工事をお願いしたところ、非常に満足度の高いお仕事をしてもらい、２期工事（機械加工工場）も引き続きお願いすることになりました。当社では機械加工・塗装・組み立て・検査まで、トータルで請け負うモノづくりを基本としています。そのため各工程に支障がないように、予定通りにきちんと工事が進むことが第一条件となります。
その点、工期の見通しが明瞭で、工事がスムーズに進むシステム建築は好都合でした。加えて久保組さんとのコミュニケーションは良好で、システム建築のメリット以外の部分でも、付加価値の高い仕事を提供してもらったと感じています。
システム建築が生み出す“広さ”が、
より安全で効率的な働き方を実現。
１期工事を終えて、実際に建屋を使用するようになって感じたシステム建築のメリットは、その“広さ”ですね。スペースを有効活用できるような合理的な構造となっているので、作業が非常にやりやすくなりました。
先ほども申し上げたように、当社はトータルなモノづくりを基本としています。そのため工場内にはおよそ４カ月間品物を保有することになり、十分な広さがないと作業効率が落ちるのはもちろん、労働災害などの危険性も生まれます。そうした芽を摘む上でも、システム建築による合理的な空間設計はとても魅力的です。スペースが有効活用できるおかげで、当社の働き方も、より効率的で安全な方向へと進化したと思います。
地域への負担を軽減する上でも、
スピーディーな工事は大きなメリット。
工期中、最もこだわったことは、やはり近隣環境への配慮ですね。当社の周りには他社の工場や一般の住宅があり、敷地の前は生活道路でもあります。地域の中でお仕事をさせていただいている以上、極力ご迷惑は掛けたくない！ 久保組さんにも、その辺には特に神経を使って作業を進めてほしいとお願いしたところ、非常に丁寧な対応をしてくださいました。
また、そうした近隣へのご迷惑を軽減する上でも、スピーディーに進むシステム建築のメリットを実感いたしました。とは言ってもいくらシステム建築でも、いざ工事が始まれば、制約は付きものです。そんな中でも負担を感じず、通常通り操業ができたのは、事前に対応できるように、密にコミュニケーションを取ってくれたおかげだと感謝しております。
（2020年2月取材）
| 用途 | 機械組立工場 |
|---|---|
| 建設地 | 愛媛県 |
| HP | https://www.aishin-web.jp/ |
